おぼえがき

ブックマーケットを開催して、印象に残ったこと、覚えておきたいと思ったエピソード。

 

三郷市内の出店にしばしばお越しくださるお客さま。イベント開催が決まってから「楽しみですねぇ」ってずっと、言っていましたよね。

よく参加するマルシェの関係者、他のイベントで来店くださっていたお客様の再来、他市のイベントでお世話になった方々。ブログやSNSでしばしば情報共有してくださる、発信力のある知人たち、ご協賛いただいた方々。次々にご来場くださり、顔を見せてくれました。

「天気がよくて本当によかったですね!」「気持ちがいいね」「最高じゃん!」

「会場が広々していてとてもいい雰囲気」

もちろん、過不足もあっていろいろな感想はあるはずで、そんな中、まずは労いの言葉、良い方の感想を聞かせてくださっているとは思います。当日中に感じた反省点も少なくありませんでしたが、皆さんが朗らかな表情で、あたたかい気持ちで楽しんでいることは伝わってきたので、とても嬉しかったです。

事前にまちの書店でもらったレシートを持参するスタンプラリー、オリジナルグッズにも、ちゃんと関心を持ってきてくれたお客様は、イベントにとって、特にありがたい存在です。

 

出店者のこと。

実は当日初めてお目にかかる出店者さんもいました。

設営時間に来場されて初めて「おはようございます!よろしくお願いします!」とお互いにご挨拶。半年ほど前からあちらこちらにアプローチをして、実施が決まって、やっと会えた人たち。当日のご挨拶、取り組む姿勢から、あ〜思っていたように素敵な方々が集まってくれてよかったーとホッとしました。

 

私は主催者としてイベント全体の目的をもっていますが、出店者にとっては、イベントに参加するそれぞれの目的(販売したい、楽しんでほしい、良いお客様と出会いたい、楽しみたい)があります。イベント全体が各出店者の思うところを内包できれば成功。

過度にどこかの出店者だけが違った方向性でもよくないし、いずれかの出店者がイベントを飲み込んでしまうようではいけない。

そうした点でも、各出店者ととても良い協力体制で臨むことができました。

 

 

店番のこと。

当店の店番をして、会計を預かってくれたのは、小学校の時に店主の担任だった恩師。ご家族と一緒に来てくださいました。

店主の小学校時代というと、図書室で本を借りるための代本版がいつも図書室にあって、よく、紀行本と岩崎書店の世界少女名作全集を借りていました。

そして、学校図書室のみならず、担任が自身の蔵書をおいてくれていた学級文庫。記憶にあるのは、手塚治虫のマンガ、福武書店のベストチョイスシリーズ、読み聞かせてくれた「びりっかすの神様」などなど。本棚2つにいっぱいに入っていて、自由に手に取れましたので、クラスメイトもこぞって読書をしていました。

小学校高学年のころ、たくさん読める環境があったおかげで、読書に親しむ私の種が芽吹いたかもしれません。

 


そして、実行委員会として自分の意思を貫く私に、惜しみなく力を貸してくれた運営の仲間たち。

素晴らしい公園で、主催事業としてブックマーケットを実現に導いてくれた公園事務所のたくさんのスタッフの皆さんに、本当に感謝しています。

来年もまた、というポジティブな声をお預かりしています。第1回の経験を活かして、より良い第2回を(ブレることなく)開催したいと思っています。

 

夏にお世話になったNHKさいたまのディレクターさん(首都圏ネットワーク)もご取材にお越しくださり、当日のうちに地域ニュースとしてオンエアしてくださいました。(それから数日、地域ニュースのデータ放送にも載ってた!)前後にご取材くださった記者さんやブロガーさん、地域情報ポータルのご担当の方々にも、注目していただけて心強かったです。