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ふれあい文庫

三郷市には二十数ヶ所の「ふれあい文庫」があります。
自由に閲覧でき、手続き不要で借りることもできます。図書館とは別に、寄贈本などの活用で、ボランティアが手入れをしながら運営しています。

例えば、文化センターなどの公共施設や郵便局、スタバなどに設置されています。そこここに、本のあるまちなのです。

 

読書のまちと銘打ってはいるけれど、どんなところが?という感想を持つ市民も多いかと思いますが、こうした活動がじわじわと浸透していくことが実際に読書のまちを形作っていくのだと思います。どこに行っても本を見かける、本に関係した何かが目に入ってくる、本に関わっている人とつながる、そんなまちになろうとしているのですよね。

気になる本があって、今度読もうと思っていた本がその辺りにあって、ちょっとした時間に読みかけた本の続きが気になって。

ふれあい文庫をきっかけに、図書館へ行ったり、本を買ったりすることもあるかも。

 

読んだ後には誰かに話したくなるかも。お話を聞いた誰かもまた、読んでみたくなるかも。

 

そんなふうに、日本一の読書のまちに、一歩いっぽ、進んでいるかもしれません。